ラズパイにWordPressを導入する【しきぶろぐ開設の道筋(2)】

投稿者: | 2022年5月20日

ブログ投稿のプラットフォームとしてもっとも有名な「WordPress」をラズパイに導入した手順を備忘録としてメモしておきます。基本的に以下のサイトを大いに参考にしているので、詳しいことを知りたい人はそっちを見てください。【2020年】ラズパイにWordPressをインストールしてブログを立ち上げる手順を分かりやすく解説。 | 夢幻電脳館

諸々のインストール

sudo apt install apache2 php mariadb-server php-mysql -y  # 必要パッケージをインストール
sudo systemctl enable apache2                             # apache2 (ウェブサーバ) 起動
sudo systemctl start apache2
sudo systemctl enable mariadb                             # mariadb (MySQL互換データベース) 起動
sudo systemctl start mariadb
sudo reboot                                               # いったん再起動

最後の再起動をしないと、次章のWorPress初期設定がうまく行かなかった

データベース作成

MySQL初めて触った。なんもわからん。以下のユーザー名は例です。

  • データベース名:wordpress
  • ユーザー名:adminuser
  • パスワード:password
sudo mysql
create database wordpress;
create user 'adminuser'@'localhost' identified by 'password';
quit

WordPressインストールと初期設定

cd /var/www/html                               # apache2 のディレクトリに移動
sudo rm *                                      # 中身を全部消す
sudo wget http://wordpress.org/latest.tar.gz   # WordPress最新版をダウンロード
sudo tar -xf latest.tar.gz                     # 解凍
sudo mv wordpress/* ./                         # 解凍したものを/var/www/htmlに移動
sudo chown -R www-data:www-data /var/www/html  # /var/www/html 以下のファイルをapacheの所有にする
sudo rm -rf latest.tar.gz wordpress            # インストールファイルを削除

ブラウザを起動し、「http://(ラズパイのIPアドレス)/wp-admin/setup-config.php」にアクセス。あとはこのページのトップに貼ったリンク先のとおりGUIで設定すればよい。すべて終わると、「http://(ラズパイのIPアドレス)」でアクセスできるようになります。

ハマった点

IPv4アドレスでアクセスすると表示されるが、IPv6アドレスでアクセスするとCSSが適用されない!

WordPressダッシュボード > 設定 > 一般 の「WordPress アドレス (URL)」「サイトアドレス (URL)」に何が指定されているか確認します。ここがIPv4アドレスになっている場合、IPv6アドレスでアクセスすると異なるサーバーへのアクセスとみなされ、CSSや画像などのファイルがうまく配信されないようです。ゆくゆくはドメインを取得するので、それを入力すべし。

WordPress アドレス と サイトアドレス を適切に指定する必要がある

これでもうまくいかない場合や、網掛けになっていて変更できない場合、/var/www/html/wp-config.php を開き、define( 'WP_SITEURL', 'http://(ラズパイのIPアドレス)' ); を追記(すでにdefineされている場合は編集)します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です